
自然の中で心地よい浮遊感を味わうことができるハンモック。ゆらゆらと揺れながらのんびりお昼寝や読書を楽しむ‥そんな贅沢な時間に憧れるものの、ロープワークの敷居が高くて諦めた方も多いはず。そんな悩める皆様に朗報です!ポーランドのメーカーLESOVIK(レゾヴィク)から、“結ばず簡単に”設営できるハンモックが入荷しました!これなら特別な知識不要で、初めての方でも安心してハンモックキャンプに挑戦することができます。
 

ハンモックキャンプの魅力は、なんと言ってもその手軽さ!ハンモックとタープを両方持参しても、軽量でコンパクトだから荷物になりません。また、ハンモックを張れる樹木が2本あれば、地面が濡れていたり傾斜していても大丈夫。場所を選ばないのがなによりの利点なのです。では、どれだけ簡単にハンモックが張れるのか、工程とポイントを交えてご紹介します。

【 タープ編はこちら 】

ハンモックを張るには、健康で丈夫な木を選ばなくてはいけません。ハンモックの負荷に耐えられるよう、幹の太さが直径20cm以上で、木と木の間隔が3m以上4.5m未満の場所を選定してください。

距離を測るには、ちょっとしたコツを覚えておくと便利。一般的に、両手を広げた状態の長さは身長とほぼ同じとされています。片手に枝やトレッキングポールを持ち、それ基点にすると、おおよその距離を測ることができるんです。また、自分の歩幅を知っておくのも有効。1歩の歩幅が75cmの方なら、4歩で3m、6歩で4.5mと見当がつきます。

取り付ける樹木が決まったら、さっそく設営していきましょう。今回はモスキートネットやサスペンションがセットになったオールインワンモデルのDRAKA(ドラカ)をセレクトしました。
まずはツリーハガーを樹木に巻きつけていきます。取り付ける位置は地上から150cm〜180cmが目安。ぐるりと二重巻きにして、両端のループにカラビナを通してください。樹木が太い場合は一重でツリーハガーの片側をループに通し、もう片側のループにカラビナを通してください。

ハンモック本体の両端についたウーピースリングをカラビナにかけていきます。カラビナのゲートは上を向くようにセットしてください。

次に、モスキートネットの天面が水平になるようにウーピースリングの長さを調節します。短くするにはタブのついた部分を引き、ループの大きさを縮めます。長くしたい場合はループを広げましょう。

ハンモックが張れたら、中央部分にゆっくりと腰をおろし、強度に問題がないか確認します。また乗り心地のチェックも大切です。無理なく乗り降りができるように高さを調整する場合はツリーハガーの位置を、好みのたるみ具合にするにはウーピースリングの長さを調整していきます。たるみを大きくするにはウーピースリングを長く、張りを強くするには短くしてください。

ハンモック本体の両側面にテンション調整コードを取り付けていきます。ハンモックが扇形に広がるようテンション調整コードを引いて整え、ペグにかけたら完成です。今回はスタッフ1人で設営して約6分で完成しました。
椅子にも、ベッドにもなる。
さっそく寛いでみましょう。ハンモックは椅子としても優秀です。椅子として使用するときは、足がしっかり地面につく高さに張りましょう。寝転ぶ時は、おしりをハンモックの中心に備えて、身体を少し斜めにするのがポイント。こうすることで背中や腰のたわみが和らぎ、揺れも安定するので、心地よさがアップします。
大自然の中にプライベート空間を。
取り外し可能なモスキートネットは、ダブルジッパーで開け閉めもらくらく。虫はもちろん風も防ぎ、個室感があるのに外が見えるので閉塞感はありません。内部は天井高もあり、見た目以上にゆったりとした空間となっています。
オーガナイザー付きで整理整頓も楽々。
DRAKAの内部には、便利なオーガナイザーがついています。スライドするから使いたい場所に移動でき、メッシュ素材で5ポケットと使い勝手も抜群。小ぶりなウエストポーチならしっかり収まる収納力も魅力です。
+スリーピングパッドでさらに快適に。
ハンモック泊にチャレンジしたい方には、スリーピングパッドやスリーピングバッグをプラスするのがオススメ。寝心地や保温性が桁違いでアップするんです。「これは爆睡できる!」「なんなら、ここで暮らせる!」と撮影スタッフ全員が深く心を打たれたのは言うまでもありません。
雨風をしのげるタープを付ければ、さらに居住性がぐぐぐーんとアップ。天候に左右される心配もなく、暖かさ、個室感も網羅して、もはや無双状態です!収納時のコンパクトさからは考えられないほどの快適な使い心地を、ぜひ1度体験してみてください。

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