◆折りたたみ式ナイフの選び方





ステンレススチールナイフ vs カーボンスチールナイフ

「ステンレスナイフとカーボンナイフって、結局どっちがいいの?」 このご質問、よくいただきます。
日常的に使用する包丁でさえ、材質のことまで意識して購入する人はそれほど多くないと思います。
それがオピネルの折りたたみ式ナイフを選ぶ際、急にステンレススチールかカーボンスチールかの選択を迫られるのですから、困惑してしまうのも当然です。特にアウトドア初心者の方は、どちらのナイフにするか迷ってしまいますよね。

そんなときは、まず両方の性質について知ることが一番です。

カーボンスチールとは鉄と炭素の合金で、炭素含有量が0.02%〜2.14%までの鉄鋼材のことをいいます。
カーボンスチールナイフの魅力は、なんといっても切れ味が抜群なこと。ただし、硬い鋼材で切れ味が良い分、欠けやすく錆びやすいので、 硬い素材への使用や、湿気の多い環境での使用・保管は注意しなければいけません。



カーボンスチールナイフは研ぎやすく、普段から刃のメンテナンスを心がけていれば切れ味を保つことができます。自分好みに切れ味を調整したい方や、日頃から手をかけてメンテナンスを楽しみたい方にはうってつけです。
ひと目で材質がわかるよう オピネルのすべてのカーボンスチールナイフの刃には「CARBONE」の文字が刻印されています。



一方、鉄にクロムやニッケルを含み、クロム含有量が少なくとも10.5%以上の合金鋼のことをステンレススチールといいます。
クロムの追加により、パッシベーション層という極薄酸化膜を表面に作り出し、刃を錆から保護しています
このことから、 すべてのオピネルのステンレススチールナイフに「錆びない鋼鉄」を意味する「INOX」の文字が刻印されています。

ステンレススチールナイフは錆に強いので、カーボンスチールナイフほど頻繁にメンテナンスを必要とせず、お手入れが簡単なのが嬉しいポイント。また、ステンレススチールナイフは耐摩耗性が高いため、硬いものに使用しても刃を研ぎ直す必要がありません。


両方の性質を踏まえた上で、ご使用シーンやお好みに合わせてお好きなオピネルナイフを選んでみてくださいね。



  ◆取扱い方法


ナイフの刃が出てこない!? トラブル解決法


木製ハンドルは、同じ木材を使用していても、縞模様や色合いなど一本ごとに個体差があることが魅力のひとつです。
ですが、木の性質上、空気中の水分量によってハンドルが膨張してしまい、刃がなかなか出てこないときもあります。「刃が取り出しづらい」とのご指摘をいただくこともありますが、ご使用環境によってこれは十分起こりえることです。

刃が出てこないときは、以下の方法を試してみてください。

(弔犬疹態のナイフの上部(ロック部分)を手でつかみます。
△修里泙泪魯鵐疋襪旅舵分を下に向け、指で溝を覆わないように注意します。
傷がつかない丈夫な机などの硬い表面上に、掴んでいる側とは反対側のハンドルの先をトントンと打ちつけます。徐々に刃先が顔を出します。



これでも刃が出にくい場合は、まずナイフを十分に乾燥させてください。
それから溝部に油を一滴たらし、ナイフを数回開閉させながら動かすと取り出せます。



状況に応じて油の量を調整し、ハンドルに油がついて手を滑らせたりしないように十分注意してください。



  ◆折りたたみ式ナイフのメンテナンス方法


刃のお手入れ


楽しいキャンプが終わり、帰りの長時間の移動でヘトヘト、家に着いた瞬間に疲れが押し寄せベッドにばたり……なんてことも経験あるのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!カーボンスチールナイフを使用後にそのまま放置してしまうと、一晩で錆が発生してしまうこともあるんです。

たとえ錆びても、ホームセンターなどで購入できる錆取りスプレーで除去できますが、長期間放置すると錆はなかなか取れません。
これからも末長くオピネルナイフをご愛用いただくため、使用したその日のうちにお手入れすることをおすすめします。

そのためにも、ステンレススチールナイフのお手入れ方法について、ご紹介いたしましょう。
まずはハンドルを濡らさないよう、注意しながら刃を温水ですすぎます。
次にスポンジと食器用洗剤で刃を洗ってください。洗ったあとは刃をたたむ前に十分乾かしてから保管します。
ハンドルを濡らさないよう、注意しながら刃を温水ですすぎます。


 

次にスポンジと食器用洗剤で刃を洗ってください。
洗ったあとは刃をたたむ前に十分乾かしてから保管します。


続いて、カーボンスチールナイフのお手入れ方法です。こちらは流水に晒さず、食器用洗剤と温水で湿らしたスポンジで刃を数回拭います。そのあと乾いた布で拭き取ってください。



ひとつ覚えていて欲しいのが、ステンレススチールナイフが絶対に錆びないことはないということ。
ステンレススチールナイフでもカーボンスチールナイフでも、普段から湿気の多い環境での長期保管は避け、定期的に刃を取り出して状態をチェックしてください。



ハンドルのお手入れ

20℃くらいの温水を湿らせた清潔な布でハンドルを拭き取り、そのあとすぐに乾いた布で拭きます。
絶対にハンドルを流水にさらしたり、溝部に水を侵入させたりしないでください。ハンドルの歪みの原因になります。

少し手をかけてメンテナンスすることで、あなただけの一本に愛着が湧いてくると思います。
オピネルナイフをお手入れしながら、大切な人とのキャンプや山登りでの思い出に思いを馳せるのはいかがですか?